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スタッフブログ更新:家紋のおはなし(蔦紋編)

2017年10月23日

こんにちは、セレモニースタッフの竹内です。

家紋というのは、私たちの祖先と家に伝わる【紋章(ロゴマーク)】です。

ご先祖様から私たちへ繋がる血の流れを、簡単なマークに置き換えて表現したものといえます。

日本にある家紋のうち、一般的に特に多く分布する藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰5つの紋の事を【五大紋(ごだいもん)】といいます。

五大紋に加えて、蔦紋、茗荷紋、沢潟紋、橘紋、柏紋の5つを加えて十大紋といいます。

今回は【蔦紋(つたもん)】について少しご紹介いたします。

蔦は日本に古くから存在する植物で「万葉集」「枕草子」の中でもその存在が描かれています。

石、木、壁といったところを這うように葉を茂らせること、紅葉になると赤やオレンジの色に染まり、その美しさと這って上に上がろうとする逞しさ・葉を多く茂らせることが「子孫繁栄」を連想させ、家紋として使用されるようになったといわれています。

蔦紋は、蔦・丸に蔦・藤堂蔦・鬼蔦・三河蔦など約80種類あります。

有名人では、徳川吉宗・森光子・いかりや長介・プロ野球選手の松井秀喜などが蔦紋を使っているそうです。
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