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スタッフブログ更新:家紋のおはなし(柏紋編)

2018年8月17日

こんにちは、セレモニースタッフの竹内です。

家紋というのは、私たちの祖先と家に伝わる【紋章(ロゴマーク)】です。

ご先祖様から私たちへ繋がる血の流れを、簡単なマークに置き換えて表現したものといえます。

日本にある家紋のうち、一般的に特に多く分布する

藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰5つの紋の事を【五大紋(ごだいもん)】といいます。

五大紋に加えて、蔦紋、茗荷紋、沢瀉紋、橘紋、柏紋の5つを加えて十大紋といいます。

柏は古くは食器としてご馳走を盛って神に捧げていたそうです。

柏は特別なもの、いつしか「神様の木」「神聖な木」として扱われ見られるようになり、

神官の間で紋章として用いられ、のちに家紋として使われるようになりました。

柏を神紋としている神社は各県に一社はあるといわれています。

鎌倉時代になると、すでに武家が文様として用いています。

三葉よりなる三つ柏がよく知られていますが、とても種類の多い家紋の一つです。

有名人では、森鴎外・新美南吉・柄本明・笑福亭鶴瓶などが柏紋を使っているそうです。

柏紋