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スタッフブログ更新:洒水器、払子

2019年11月22日

 風が冷たくなってきた今日この頃風邪などひいていませんか。
 今日お話しをさせて頂きます営業部の関 渉と申します。

 今日は告別式に導師を務めて頂くご住職様のお使いになる道具を二つ程紹介いたします。
この道具は、浄土宗、曹洞宗等の宗派ではつかわれますが、真宗、浄土真宗と呼ばれる宗派は、使用致しません。
 まず一つ目は、洒水器と呼ばれるものです。この器にお水(浄水と呼びます)を入れ散杖(梅杖)と呼ばれる木の棒やシキビの葉などで、自分自身を水で清め、そして場内も清めることをするための道具です。

二つ目は、払子(ほっす)というものの紹介をします。住職様がよく手にして歩いている房がついた道具です。この払子を以って入場頂くとなんとなく威厳をもってみえますが、煩悩を払う法具として用いられる様になったと言われています。しかしもともとは、インドで蚊やハエを凝らさずに身の回りから追い払うための道具だったみたいです。

 式中に使用される法具の紹介をさせていただきます。