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スタッフブログ更新:タケノコ(筍)

2017年4月17日

営業部の関です。
日差しがだんだん暖かく感じる今日この頃、春だな~と思いませんか?
昔の人は、季節の旬のものを食べると、身体に良いと言ったとか言わないとか(笑)
みなさんは春の旬の食べ物といえば何を思い浮かべますか?
フキノトウ、ワラビ、ツクシなどが有りますが、今、店頭でよく見かける物といえばタケノコ(筍)ですよね。
孟宗竹の筍2

そしてこのタケノコは、モウソウダケ(孟宗竹)のタケノコです。
他にもハチク(淡竹とも破竹とも書きます)、マダケ(真竹)等の種類もあります。

一般的に私たちがよく目にし食べているタケノコは、モウソウダケのタケノコです。
大体3月から4月にかけて採れます。
タケノコ掘りというぐらいですので地表に顔を出すか出てないものを掘り出します。
採れたタケノコはアクがあるので米糠(こめぬか)などを入れて茹でて料理をします。
その他のハチクやマダケは地下茎が浅いので地表30センチぐらいに成長したものを折って収穫します。
なお、ハチクは一般的にアクが少ないのでアク抜きをしなくてもよいそうです。
マダケは苦味が強いのでアク抜きが必要となります。
この両者は店頭に並ぶことが少ないので知らない方も多いかと思います。
最後にタケノコという言葉のついたことわざを2,3紹介をして終わりたいと思います。
○ 雨後のタケノコ
 雨が降ったあとタケノコがたくさん生えてくることから、何かをきっかけにして物事が次々に起こること。

○ タケノコ生活(最近ではあまり耳にしませんが)
 タケノコの皮を一枚ずつはがしていくように、身の回りの衣類、家財を少しずつ売って生活をしていくこと。

○ タケノコ医者
 タケノコが竹になり沢山生えてきて藪(ヤブ)になりますが、ヤブ医者にもなれない未熟な医者のことだそうです。