法事・法要

阿久比町における埋葬方法

2023年5月15日

皆様は入ることができるお墓をお持ちでしょうか?

お墓のスタイルは時代に合わせて多様化しており、いろいろなお墓があります。

石造りの一般墓が一般的ですが、その他に近年では樹木葬、永代供養、納骨堂、散骨といった様々な埋葬方法がございます。

埋葬とは?

埋葬とは亡くなった人をそのまま土に埋めることを指し、土葬と同じ意味を持ちます。海外では今でも土葬が一般的とされている地域も多く、日本でも土葬にまつわる文化が残っている地域もあります。

しかし、ほとんどの方が火葬を行うようになった現在の日本では、火葬後にご遺骨をお墓に納めることを埋葬と呼ぶのが一般的です。

埋葬方法

一般墓

霊園やお寺、墓地などで見かける一般的な石造りの墓地。お墓のスタイルは時代に合わせて多様化しているものの、現在では、ご遺骨をお墓に納めるのが日本で最も一般的な埋葬方法です。代々継承が原則。近年では永代供養付きの一般墓も増えています。

樹木葬 墓地

樹木や芝生で囲い、地中または花壇の容器に埋葬する小規模の墓地。多くは永代供養付きとなっています。1名~1世帯分の区画が多いです。代々継承はなし。管理料も原則なしです。

永代供養 墓地

寺院や霊園などに永久的な供養をお願いして永代供養墓という共同の墓地にご遺骨を納める方法です。

石造りで、小さな個別区画があるタイプとお預かりするお骨を全て同じ容器に納骨する合葬タイプなど墓地によって様々です。墓じまいされた方の供養先として永代供養はよく利用されています。

納骨堂

納骨堂とは屋内に多くの骨壷が安置されている屋内施設を指します。

屋内にあるため、悪天候でもお参りにいくことができます。納骨堂には管理者がいるので掃除の負担もありません。

散骨

火葬したお骨を粉状にし、海や山などにまき自然に還し供養する方法です。墓じまいをした方が散骨を選ぶことが増えてきています。

海洋散骨

船に乗って、砕いたお骨を海にまく散骨方法を指します。散骨したところがわからなくなるため、ご自宅でお参りするもの(仏壇や手元供養品)を用意する場合もあります。

自然葬

山の中の特設された場所に砕いたお骨をまく方式と、穴を掘ってお骨を入れる方式があります。散骨された場所がわかるように墓碑を設けるところもあります。

宇宙散骨

宇宙空間にお骨を打ち上げる散骨方法。ロケットでの打ち上げはまだまだ高価だが、風船を用いる形も登場し、手が届く価格帯になってきています。

今回の豆知識ではどのような埋葬方法があるのかを簡単にご紹介いたしました。

今後の豆知識でまた詳しいことをひとつずつ紹介していきたいと思います。