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スタッフブログ:死と式

2022年12月16日

皆様こんにちは、大阪屋葬祭アテンダント塚原と申します。皆様、今年の冬はどうお過ごしでしょうか?

世間の物価がじわじわと上がりだし、節約しても節約しても、一向にお小遣いがたまっていかなくて、私なんかは、よりいっそう冬が寒く感じております。

葬儀に携わるお仕事をいたしておりますと、「死」について考える場面が週に何度か出てまいります。お式のたび、様々な思いを込めたお花に囲まれております。何かの本で読みましたが、ネアンデルタール人の遺骨のそばに花粉が発見されるそうです。どうやら、死に際して花を手向ける行為があったようです。そんな太古の昔も、残されたものから、亡くなった方への想いが同じなんだなと思うと、ちょっとジーンと来てしまいますね。

花の中には、死を意味する花言葉が付いたものがいくつかあるようです。なんだか怖いですね。「スノードロップ=あなたの死を望みます」など、送られた日にはたまったものではないですね。ただ、そんな「スノードロップ」にも、「慰め」「希望」といった、意味の花ことばもあるそうで…、それなら、ほっとしますね。

葬儀の場面ですので「悲しみを表す花」になってはしまいますが、花はやっぱり可憐で美しく清らかです。大切な方への想いを込めた数々のお花は、さらに美しさを増して薫っております。