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白について

2025年10月1日

こんにちは、営業部の濱田です。

ずっと暑かった時期が急に過ごしやすくなってきましたね。

今回は「葬儀においての花は何故“白色”なのか?」についてまとめさせていただきます。

先ず、“白色”は、日本では「穢れを祓う色」になります。

お顔にかける白布や神棚にかけさせていただきます半紙も白色です。お身体やお社に悪いもの・気が入ってこないようにかけさせていただきます。

白装束も『清らかに現世を去る姿』として名前の通りに真っ白になります。

現在の喪服は真っ黒ですが、江戸時代以前は参列者たちも真っ白の姿だったそうです。現在は黒=フォーマルのイメージや、故人様が主役として参列者たちは黒で統一して控えることで『悲しみと敬意を表す最もわかりやすい』となりました。

葬儀といえば白い菊や白い百合ですが、白い花自体に純潔や無垢の意味が伴うため、葬儀では欠かせないお花たちです。

実は先日から数カ月咲いてくれるお花として、大阪屋の事務所で胡蝶蘭のお世話をしております。

明るめのお部屋に置いて、週に1回程度の水やりしかお世話をしていませんが、2カ月が経過してからも、花弁が1輪も落ちていない優秀なお花です。

胡蝶蘭はお店の開店祝いに置いてあるイメージがあるお花かな?とも思われますが、実は葬儀でもよく見るお花です。49日を超えて咲いてくれるお花として、よろしければ覚えておいてください。