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真宗の焼香回数

2025年6月18日

こんにちは 梅雨のジメジメした嫌な季節になりましたね、梅雨の時期でも梅雨型熱中症なるものがあるそうですので気を付けてくださいね・・・営業部の竹味です


「焼香の作法、宗派によって違うって本当?」
お通夜や葬儀でのお焼香、正しくできていますか?実は同じ浄土真宗でも、大谷派(東本願寺)・本願寺派(西本願寺)・高田派(専修寺)では、その焼香の回数や作法に違いがあります。それぞれの派の焼香作法を簡単にお話しします。
浄土真宗では、焼香は「仏さまへの敬意と感謝」を表す行為です。しかし他の宗派のように「供養のため」「罪障を消すため」といった考え方は基本的にはありません。念仏を中心とする信仰であるため、焼香よりも「合掌と称名(南無阿弥陀仏)」が重視されます。

真宗本願寺派(西本願寺)の焼香作法


真宗本願寺派の焼香の回数は一回です
まずは本尊に向かって一礼、そして香をつまみ押しいただかずに香炉にくべます、次の方ために取った後の香をきれいにならしてあげます、その後合掌をして南無阿弥陀仏と唱えます 再び一礼をします。
真宗大谷派(東本願寺)の焼香作法
真宗大谷派の焼香の回数は二回です
まずは本尊に向かって一礼、そして香をつまみ香炉にくべます、再度香をつまみ香炉にくべます(二回とも押しいただきません)、二回くべたら取った後の香を次の方のためにきれいにならします、その後合掌をして南無阿弥陀仏と唱えます 再び一礼をします。

真宗高田派(専修寺)の焼香作法

真宗高田派の焼香の回数は三回です
 まずは本尊に向かって一礼、そして香をつまみ香炉にくべます、そのあとに同じように二回香をくべます(三回とも押しいただきません)、三回くべたら取った後の香を次の方のためにきれいにならします、その後合掌をして南無阿弥陀仏と唱えます 再び一礼をします。
本願寺派、大谷派、高田派の焼香の作法でした
心を込めて行えば回数は間違えても大丈夫です。形式よりも「敬う心」が大切です。
浄土真宗では、焼香の形式は各派で少しずつ異なりますが、いずれも「仏恩への感謝」を大切にしています。慣れない作法であっても、故人や遺族への敬意をもって臨むことが最も重要です。