スタッフブログ

葬儀と故郷

2025年5月28日

湿度の高い毎日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。大阪屋葬祭アテンダントの塚原です。私は気圧の影響か、この時期は頭痛を起こしやすいようでちょっと憂鬱です。

先日、大阪屋葬祭で100歳を超えたご長寿さまのご葬儀がございました。最期まで笑顔いっぱいのおばあさまでいらっしゃいました。大勢のご親戚が県外からもお越しになり、厳粛な中にも、にぎやかな告別式となりました。

葬儀は「死」という別れの場です。半面、長らく会えずにいた親戚たちが静かに集い、思い出話を交わす光景があります。「こんなことがなければ会えなかったね」・・・その言葉は、残された者同士の再開をしみじみと実感させます。葬儀という儀式は故人の「生」を偲び、感謝を伝えるとともに、生きている者同士を「繋ぎなおす」という役割も担っているのだと感じます。だからこそ、どうか皆が長生きして、穏やかな最期を迎えてほしいです。