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Monthly Archives: 10月 2016

スタッフブログ更新:家紋のおはなし(藤紋 編)

こんにちは。セレモニースタッフの磯村です。

家紋というのは、私たちの祖先と家に伝わる【紋章(ロゴマーク)】です。

ご先祖様から私たちへ繋がる血の流れを、簡単なマークに置き換えて表現したものといえます。

日本にある家紋のうち、一般的に特に多く分布する藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰5つの紋の事を【五大紋(ごだいもん)】といいます。

今回は【藤紋(ふじもん)】について少しご紹介いたします。

藤は長寿で、繁殖力の強いめでたい植物といわれています。%e8%97%a4%e3%81%ae%e8%8a%b1

平安時代には既に衣服の紋様として使われていた記録があります。

中臣鎌足(なかとみのかまたり)の末裔である藤原一族が用いた紋の一つで、藤原氏がとても栄えたことからそれにあやかる意味もあって、藤紋が普及していったとされています。

紋の形状としては花弁が垂れた下がり藤が基本ですが、下がるという言葉を嫌って上がり藤なども作られました。

藤紋は花も美しいが家紋としてのデザインも美しいため、公家から武家さらには庶民へと広まり、多くの人に愛される家紋となったそうです。

それだけにバリエーションも多く、約百五十種もの藤紋があるといわれています。

そんなにたくさん種類があるとは驚きです。

有名人では、渥美清、美空ひばり、みのもんた、矢沢永吉などが藤紋を使っているそうです。%e4%b8%b8%e3%81%ab%e4%b8%8b%e3%81%8c%e3%82%8a%e8%97%a4

スタッフブログ更新:お墓参り

こんにちは。大阪屋葬祭営業部、大岩です。

皆様、10月に入りまして、朝昼晩の温度差が感じられるようになってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。

季節の変わり目となりますので、体調を崩さない様にお気をつけください。

私事ではありますが先日、実家のお墓参りに行った事を少しお話いたします。

時々ではありますが、お墓の事などを思い出すと、お墓にお線香を上げに参ります。

そしてお墓、お墓回りなどを掃除してお線香を上げて帰ってくるのですが、実家のお墓周辺のお墓などを見渡しますとあまり管理されていないお墓がいくつか見受けられます。

例えばお墓の水受けにお水のない(雨水の溜まった)お墓や墓地の周辺に草が生え、そのようなお墓が少なくないので時間のある時は気になる雑草や枯葉などを掃除しております。

そしてお水をお供えさせていただき帰る事を心掛けております。

この様に考える様になったのも、お仕事として、そして仏事にかかわるものとしてそのような意識になったのかと思います。

そして大切な親族の事を心にとめていますと、自然にお墓へと足が向かう事なのかもしれません。

スタッフブログ更新:ローソク

秋の気配が感じられる10月に入って早くも10日あまり経ちました。

皆様は、どのような秋を満喫していますか?

今回はローソクのお話を少しさせていただきます。

ろうそく・蝋燭・ローソク・ロウソク・Candle(キャンドル)と表記されていますが今回はローソクで表記させていただきます。

御存知のように、現代では、バースデーケーキに立てられたり、趣のあるお店の照明として使用されたりしています。

ローソクの歴史は古く紀元前3世紀のころから使われていたとされています。

古代エジプトのツタンカーメンの王墓から燭台が見つかっています。

同時代の中国の遺跡からも出土しているようです。

このころのローソクの原料は蜜蝋(蜂の巣から作られたもの)が使われています。

日本には、奈良時代に仏教と共に伝来したのではないかと言われています。

東洋、西洋を問わず、照明用として、広く使われていたようです。

また、キリスト教、ヒンドゥー教、そして仏教、神道などの宗教でも使用されています。

日本では奈良時代に伝わったころは、蜜蝋と考えられています。

江戸時代になると、はぜの実から作られる木蝋が沢山生産されるようになりました。

テレビの時代劇ドラマなどでみられるように、部屋の中や外出用の提灯などに照明用として使われていました。

この木蝋で作られたローソクを和ろうそくと呼んでいます。

今現在よく使われているローソクは石油パラフィンとステアリン酸から作られたもので、洋ローソク(西洋ローソク)と分類されています。

今、私達がローソクをよく灯す時は、仏様(仏壇)にお参りをする時がいちばん多いかと思います。

仏教では、ローソクの光で故人様(ご先祖様)をお浄土に導き、その淡い光は、仏の慈悲によって人(ローソクを灯した自分達)の心を明るくするものとも言われています。

一度ローソクを灯しその炎を心静かに見つめてみるのも良いかと思います。

最期に、ローソクによる火事も多くみられますので、火の用心を心がけていきたいものです。

大阪屋葬祭 関

スタッフブログ更新:道しるべ

セレモニースタッフの市野です。

“道しるべ”とは、広辞苑によると道案内または、その標示物とあります。

私は、“道しるべ”と聞くとグリム童話のヘンゼルとグレーテルを思い浮かべます。

森の中に置き去りにされたヘンゼルとグレーテルの兄妹(他の国は弟姉らしい)は、来る途中置いていた月夜に光る小石を頼りに家まで帰って来る事ができました。

その後の物語は、言わずもがな、少し怖い。

そして兄妹にとって光る小石は“道しるべ”でした。

昨今はカーナビやスマホのアプリが、一度も行った事のない場所でも何通りかの道順と到着時間を教えてくれます。

遠方からご葬儀に参列される方もカーナビを頼りに弊社にお越しになります。

その方にとってカーナビは“道しるべ”となります。

それでも「道が解らない」と電話を下さる方もいらっしゃいます。

ここで人の出番です。

まずは「お車を安全な場所に停車して下さい」と申し上げてからご案内します。

その方にとって人は“道しるべ”となります。

葬家の担当者や従業員は、ご葬儀がスムーズに進んでいく様に、ご遺族や参列される方々を導きます。

これも一つの“道しるべ”ではないかと思います。
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そして「お世話になりました。有難う」のお声を頂ける様に精進します。

最近あった出来事です。

弊社は花祭壇の場合、故人様の好きだった色の花や、男性は力強いイメージで女性はソフトなイメージでと花屋さんにお願いしています。

その日はソフトなイメージの花祭壇でした。女性スタッフとの会話です。

「今日は淡い色の花でとてもいいね」(女性スタッフ)
「色調がいいね・・・・??カラー」(市野)
・・・・??の単語がでてきません(-_-;)
「何だっけ何カラーだっけ?」(市野)
「えー何の事?」(女性スタッフ)
「ケーキ屋さんの名前よ!」(市野)
「どこのケーキ屋さん?」(女性スタッフ)
「半田のケーキというかプリンで有名な店」(市野)
「あ~~~わかった、パステルでしょ」(女性スタッフ)
「そうそう、パステル。パステルカラーと言いたかったのです!!」

(ケーキ屋)・(半田)・(プリン)は“パステル”を導き出す『道しるべ』でした。
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スタッフブログ更新:樒(しきみ)について

こんにちは、営業部の竹味です。

今回は『樒(シキミ)』についてお話をさせていただきます。

人がお亡くなりになられて自宅などに安置された後は枕元に『枕飾り』と言われる白木の机を飾ります。

そしてこの中の【花立】には樒の枝(20㎝くらいの長さを5本ほど束ねた)を活けます。
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なぜこの【樒】をお供えするのかをお話しします。

樒とは、別名『仏前草』と呼ばれ、仏前に供える木として知られていますが、花が咲き、実も付きます。花は透明感のある淡黄色です。

「抹香臭い」という言葉は、この木の香りの事を指しています。全株に毒性があります。

従ってこの実を集めて、「無届」で「販売」したりすると罪になり罰せられます。

実の形が大茴香(ウイキョウ)に似ているので、日本からドイツへ輸出された樒の実が大茴香と混同されて食品香料として販売され、多くのドイツ人が中毒して騒ぎになったこともあるそうです。

樒は葉や樹木を燃やすと死臭も消すほど強い臭いをはなつため、古代から墓や仏に供える植物とされ、ドライアイスのない時代にあっては、亡骸から死臭を取り除くには樒を焚き込むしかありませんでした。

また、昔土葬していた頃、遺体を埋めた墓地を動物が掘って荒らしたため、これを防ぐために、有毒植物である樒を供えることで動物を避ける役目をしました。

そういった意味を込めて亡き人を悪霊から護るとしてお供えをするのです。
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ですから樒は葬儀のお供えとしては大事なものとなります。

関西の葬儀では必ず樒を供えるし、墓地では樒の束が線香と一緒に一年中売られています。

全体に香気があり、樒を供えることはお香を焚くのと同じ意味を持ちます。
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