
近年増えている家族葬。
家族葬に定義はありません。そのため、お供えのお花についてもどうしたらいいのかわからないといった方がたくさんいらっしゃいますので、ご説明させていただきたいと思います。
家族葬だからと「お花(供花)」まで断るのはNG?後悔しないための選択
「家族葬でひっそり見送りたいから、香典もお花もすべて辞退しよう」
最近のご葬儀の打ち合わせで、このように仰る喪主様が非常に増えています。お気遣いやお返しの手間をなくし、ご家族の負担を減らしたいというお気持ち、とてもよくわかります。
しかし、葬儀のプロの視点からお伝えすると、すべてを辞退してしまった結果、葬儀後にかえってご家族の負担が増えてしまったり、「やっぱりお花だけでも頂いておけばよかった」と後悔されるケースが少なくありません。
このページでは、家族葬であっても「会社やご友人からのお花(供花)は受け取った方が良い理由」と、お客様が最も心配される「お返しの負担をなくす方法」についてわかりやすく解説します。
なぜ「供花(お花)だけ」は受け取るべきなのか?
香典は辞退しても、お花はありがたくお受けすることには、ご遺族にとって大きなメリットがあります。
① 後日の「予期せぬ自宅弔問」を防げる
実はこれが一番の理由です。葬儀に参列できない会社関係者やご友人には「せめて何かお悔やみの気持ちを形にしたい」という強い想いがあります。
すべてを断ってしまうと、その気持ちが行き場をなくし、「どうしても直接お悔やみを伝えたい」と、葬儀後にお電話が鳴り止まなかったり、ご自宅に次々と弔問客がいらっしゃったりする傾向にあります。お花を受け取っておくことで、相手の気持ちが完結し、結果的にご遺族の負担が減るのです。
② 式場が華やかになり、寂しさを感じない
家族だけのお見送りの場合、式場がシンプルになりすぎて「少し寂しいお葬式になってしまったかな…」と気にされるご遺族がいらっしゃいます。
皆様からいただいたお花で式場の周りが彩られることで、温かみのある空間になり、故人様も喜ばれる素晴らしいお見送りになります。
最大の不安「お返し・お礼の手間」はどうなるの?
供花を辞退されるお客様の多くは、「お花をもらったら、香典返しのように品物でお返しをしなければいけない」と思い込んでいらっしゃいます。しかし、実はそんなことはありません。
会社名義の供花には「お返しは不要」です
勤務先の会社や取引先から、社長名や部署名でいただく供花の多くは、会社の「慶弔規定(福利厚生)」として出されるものです。このような法人名義の供花に対しては、個別にお返しの品を用意する必要はありません。
忌引き明けに出社した際や、業務の連絡の際に「この度はお心のこもった綺麗なお花をいただき、ありがとうございました」と口頭やメールでお礼を伝えるだけで十分なマナーとなります。
個人からいただいた場合も、大阪屋葬祭がサポートします
もし、ご友人など個人からお花をいただいた場合でもご安心ください。
お礼状の作成や、ご負担にならない程度のお手軽な返礼品(お茶やお菓子など)のご手配は、私たち大阪屋葬祭がすべてサポートいたします。ご家族が頭を悩ませることはありません。
会社や周囲への「上手な伝え方」
「香典は辞退するけれど、お花は受け取る」という意向を、角が立たずにスマートに伝えるための例文をご紹介します。訃報を会社や親戚に知らせる際の参考にしてください。
つきましては、ご厚志(ご香典)につきましては固く辞退申し上げます。
なお、ご供花につきましてはありがたくお受けいたします。」
すべてを断る「ゼロかヒャクか」ではありません
家族葬だからといって、周囲の温かいお気持ちまで無理に断る必要はありません。
「香典は辞退し、お花だけを受け取る」という選択が、ご遺族にとっても、見送る方々にとっても一番スムーズで心温まる形になるケースが多くあります。
「うちの場合はどう伝えたらいいだろう?」
「会社関係が多いので悩んでいる」
など、ご不安なことがあれば、いつでも大阪屋葬祭の事前相談でお気軽にお尋ねください。経験豊富なスタッフが、ご家族に最適な形をご提案いたします。





