葬儀の知識

湯灌 ~心ほぐれる最期を~【常滑市】

湯灌とは?

故人様のお身体をお湯で洗い清める儀式です。

現世の疲れや苦しみを洗い流すという意味があります。赤ちゃんが生まれたときに産湯を使うように、湯灌することで来世でも生まれ変われるようにとの願いが込められています。

入浴後は男性の場合はひげを剃り、女性の場合は化粧を施します。

湯灌やお身体の処置は専門の納棺士が行います。ゆっくりと浴槽につからせ、足の指先から頭まで、シャンプーやボディーソープで丁寧に洗います。

熱めの湯が好きだった人、おしゃれ好きでひげを伸ばしていた人、家族から聞き取った「その人らしさ」を大切に、旅支度をします。

大切なお見送りの儀式としてご家族の皆様にもお手伝いをしていただいています。

・見違えるほど綺麗になりました。本人も喜んでくれると思います。

・最後に大切な妻へ贈る最高のプレゼントになりました。依頼してよかったです。

・髪がふんわり、サラサラになって、いい香りがしました。

・口元が気になっていたけれど、綺麗にしてもらえて良かった。

・ずっと入院していたので、お風呂に入れていないのが気がかりでしたが、担当の方に湯灌を紹介されて、是非とお願いしました。気持ちよさそうな故人の顔を見ていると、こちらの心まで洗われるようでした。

・指の先まで、丁寧にきれいにしてもらえて、とても嬉しかったです。

なぜ湯灌が大切なの?

  • 宗教儀式として、大切な儀式のうちの1つです。
  • 故人様をきれいに保つことができます。
  • 故人様を、心を込めてお見送りをする大切な時間になります。

湯灌の流れ

  • 湯灌の準備

湯灌を始める前にご準備の時間をいただき、故人様のお身体の状態を確認させていただきます。

  • ご洗体、ご洗髪

故人様のお身体のお清めを行います。ご家族の皆様にもお手伝いいただき、お身体をお湯で流し、お拭きいたします。

  • 身支度・化粧

お好きな服や仏衣に着替えを行い、故人様にお化粧を施します。男性の方は、生前の姿を思い起させられるように、男性専用の化粧を行います。

  • 納棺

故人様をお棺にお納めし、故人様のお好きだった食べ物や、お手紙などをお入れします。最後に全員の手でお棺の蓋を閉じ、合掌します。

納棺の際にご準備頂くもの

・お洋服、着物

・好きな食べ物、飲み物

・思い出の品(手紙、人形)など

お棺に入れられないもの

・金属、ガラス製品(眼鏡、補聴器、時計)

・缶や瓶の飲料

・分厚い本

まとめ

湯灌の儀は、故人様を最期にきれいにして旅立たせてあげたいという、ご遺族の気持ちを叶えることができます。

「故人様らしく送ってあげたい」そんな願いを滞りなく叶えるためにも、事前に知識を得ておくことが必要です。

後から後悔しないために、今できるだけの準備を行っておくことをおすすめします。

是非、大阪屋葬祭の事前相談をご活用ください。

費用はどのくらいかかるのか・・・など些細なことでも構いません。

会員制度、入会金、勧誘等ございませんので、お気軽にお問合せください。