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後飾り段について

2024年9月3日

こんにちは、営業部の濱田です。

台風の影響で、梅雨の時期以来のじめじめした日が続いていましたが、皆様は無事に過ごせましたでしょうか?我が家ではこの夏で初めてエアコンを切ることができたかもしれない日になりました。

さて、今回私は「後飾り段」について説明させていただきます。

後飾り段とは、葬儀後~忌明けまでの間、故人様のご遺骨・白木のお位牌を祀るための仮の祭壇のことです。故人様は49日の忌明けまでは(浄土真宗を除いて)修行中の身ですので、お仏壇ではなく後飾り段にご安置して頂きます。また、49日までとは言っていますが、ご納骨までなど、切りのいいところまでご安置する方もいます。

呼び方は後飾り段、仮祭壇、自宅飾り、後壇(段)、中陰壇(段)、盆棚、精霊棚etc.とたくさんありますが、大阪屋では後飾り段と呼ぶことが多いです。

大阪屋葬祭では防炎加工がされている三段机を用意しております。こちらは段ボール製のものになりますが、ものによっては白木に緞子(白布)をかけたものや紙製の後飾り段もあるそうです。

後飾り段は簡易的な仮の祭壇です。お家の形によっては設置しづらいという方もいらっしゃいますし、他の理由で用意が難しい方もいらっしゃいます。ですので、必須のものというわけではありませんが、これは遺族の気持ちの整理をつけるため、弔問客がお参りするための大切な仏具となります。相談をしていただきながらご用意して頂きたいと思います。

これからもまた猛暑日ばかりになってくるかもしれませんので体調にはお気を付けください。